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ボヘミアン・ラプソディー

かなり評判だったので、昨年から映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行きたい~観に行きたい~とずっと思っていたのですが、年末までバタバタしていたり、新年に入って怪我したり、再びバタバタしていたりと、なかなか足を運ぶことができませんでした。

109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXで鑑賞するのがベストという情報をゲットしていたので、ま、ここまでロングランしているのだからゴールデン・ウィークまでは上映しているだろうと勝手に考えておりましたが、4/18(木)がラストということを知ったのがその前日。
我が家からエキスポシティまで公共機関を使うと往復約3時間。(直線距離だと近いのに…)
映画鑑賞に2時間強の計5時間…。
バタバタしている状況でさすがに5時間は時間的に無理すぎるということで、IMAXは諦めようとしていたのです。
あと数日上映してくれたらいいのに~と涙。

ところがたまたま4/18、相方がお休みで釣りに出かけることを知り、頭の中で必死に計算しました。
相方に付き合ってもらって、車でエキスポに行くなら往復1時間、映画鑑賞時間を入れて計3時間ほど捻出すればいい!
ということで、30分のウォーキングタイムとお昼休みと晩御飯はレトルト丼で食事を作る時間を削り、そしてお風呂はシャワーでさっと済ませばほぼ3時間捻出されることがわかり、相方に6時35分の上映に間に合うよう釣りから帰ってくるよう送り出し、念願の最終上映に参上することができました。

ここのところちょくちょく映画館に通うようになった私です。
きっかけは「君の名は。」です。

映画は中学高校時代は、映画好きな友人と一緒に毎週今はなき三宮の阪急会館の映画館に通うのがルーティーンだったのですが、だんだん足が遠のき、「間宮兄弟」を最後に10数年映画館に足を運んでおりませんでした。
好きな映画や面白そうな映画はDVDやブルーレイで収集するのが趣味のひとつで、好きな時間に好きな状態で鑑賞することが当たり前になっていたからです。

そういうわけで評判になっていた「君の名は。」もブルーレイをゲットしていたのですが、いつでも観られるとなればなかなか気合入れて鑑賞しようとならず、昨年のお正月にふと思い出してブルーレイ鑑賞したところ、あまりにも素晴らしく、映画館で観たらよかった~と後悔することしきり。
そんなとき昨年春に新海誠展がうめだ阪急であり、その期間限定でお隣のTOHOシネマズ梅田で「君の名は。」の上映があり、念願の大画面で鑑賞し、映画はつくづく大画面でみるべきだと思い、ここ最近映画館に足を運ぶようになったのです。
もちろん居心地がよく、前の人の頭で画面が見えないということも皆無だという、最近の映画館の状況もきっかけではありますが。

さて、エキスポに到着。
IMAXって何?状態の私がIMAX初体験しようと思ったことが奇跡なのですが、なんの前知識もなく、長い通路を抜けて座席に到着すると、圧倒的なスクリーンの大きさに度肝を抜かれ、ドキドキしながら上演を待つことに。

「ボヘミアン・ラプソディー」はやはり噂どおり素晴らしい映画で、ずば抜けた音のよさと臨場感も加わり、とても感動的で、フレディーの苦悩やライブエイドに参加した気持ちを思うと胸が震えます。
主演のラミ・マレックの演技もさすが最優秀アカデミー主演男優らしく、細やかな表現、彼にしか演じられないフレディーを演じ、その世界に引き込まれました。(アカデミー賞の授賞式は本当によかった!)

ライブエイドで「Bohemian Rhapsody」が流れた瞬間、胸をわしづかみにされ、彼の人生と歌詞がシンクロし、もううるうる。
クイーンは楽曲がよく、フレディーの美しい歌声が曲をより盛り上げ、唯一無二の存在だったんだと改めて感じ、もっと多くの曲をこの先も聴きたかったと残念でなりません。
「I want to break free」のミュージックビデオを、当時はロジャーかわいい~なんて笑いながら観ていたのに、映画を観た後では笑えない…。
私は「Don't stop me now」が一番好きな曲なのですが、エンディングでそれが流れ、せつない気分に…。

とにかくIMAXで鑑賞できて心からよかったと思いました。スゴすぎた。

帰りは夜も遅いのでスイスイ車が走り、帰宅後はスイスイお仕事が進み、私のモチベが一段上がったようでした。
早速ブルーレイをゲットしよう!


ところでクイーンの楽曲を深く理解し、その曲を使ったモーリス・ベジャール振付のバレエ作品「バレエ・フォー・ライフ」が来年春に再演されるそうです。
モーリス・ベジャール・バレエ団のその作品はすでに2回鑑賞いたしましたが、また生で鑑賞できることに喜びを感じております。
モーツァルトとクイーンの曲を使って、バレエ団のカリスマダンサーだったジョルジュ・ドン(フレディーと同じ頃、同じ病で亡くなっております)に捧げた作品。
ラストの「Show must go on」は涙なくして観られません。
悲しくて苦しくて切なくて、美しくて心が洗われる作品を、今から首を長くして待ち続けます。

クイーンブームはまだまだ続きそうですね。


余談ですが私は今週「半世界」を鑑賞する予定です。

このままなら週末映画三昧になりそう…(だってガンバが…ダービーには行きますが…)

 

 

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